今回は、2024年5月15日に竹田市荻町にオープンしたパンやお惣菜を製造・販売するお店『つぐみ』をご紹介をします。
アクセス
『つぐみ』が店を構えるのは、緑の建物が印象的なJR豊後荻駅。
人々の交流や情報提供を目的に、まちづくりの核となる施設として設置された「竹田市荻駅交流館内」にあります。
大分駅からは中九州横断道路を竹田ICまで進み、国道57号線と県道135号高森竹田線を利用してください。
竹田市荻支所を250mほど過ぎ、下の写真のにある丁字路を商店街の方向へ曲がり車で3分ほど進むと豊後荻駅舎が見えます。
豊後荻駅
豊後荻(おぎ)駅は、大分県内にある豊肥本線の駅では最も熊本寄りに位置する九州旅客鉄道豊肥本線の駅です。
この日は全国各地の駅や電車を追う男性も栃木県から撮影に訪れていました。
現在の駅舎は平成5年(1993年)に改築され、自然をイメージした緑の外壁と荻町の名所が描かれたステンドグラスがあしらわれています。
竹田市荻駅交流館とは?
「荻駅交流館」とは、図書館や郷土資料の展示室、多様な用途で使用できるスペースを持つ豊後荻駅を兼ねた交流拠点の場です。
駅舎に隣接された図書館は、休館日の月曜日以外10時から18時まで開館しているということで、列車を待つ方たちから多く利用されています。
コンセント付きの学習スペースも用意されており、夏休みなど長期休暇には近所の学校に通う子どもが多く訪れるのだとか。
https://r.goope.jp/sr-44-442081s0017/
『つぐみ』について
『つぐみ』は荻町に住む安藤裕子さんが、長男の昂志朗さんから荻駅交流館の空きスペースを紹介され2024年5月15日にオープンしました。
停車場のすぐ手前にあるスペースが店舗です。
店の前には本日の商品ラインナップが書かれています。
電車も見える店内には、看板にあったメニューが手に取りやすいよう並べられています。
おすすめの商品
奥では店主の安藤さんがパンを作り続ける姿が。
レジを担当する笑顔の可愛い長男の妻・美琴さんにおすすめを伺ってみると、「毎日安藤さんが店で手作りしているパン」と「自家製米を使った鶏めし」が特に人気なのだそう。
鶏めし
私も美琴さんのおすすめ通り、鶏ごはんとパンを2種類購入してみました!
まずは「鶏ごはん小(300円)」。
鶏ごはんには「鶏ごはん大(410円)」と「鶏ごはん小(300円)」2種類の大きさが用意されています。「鶏ごはん大」には大きな甘い卵焼きも入っています。
安藤さんのご自宅で育った竹田市産”ひとめぼれ”を、鶏肉、人参、ごぼうと炊き込んだ鶏ごはんは、なんとも懐かしく優しいお味。
しっかりおこげも入っていて、これぞ「ふるさとの母の味」という一品です。
自家製パン
今回私が購入できたのは「ロールパン(120円)」と「ジャムパン(160円)」。
ふかふかのパン生地は小麦粉の香りがしっかりして美味しいですし、ジャムパンは中にたっぷり苺ジャムが入っていて気がついたらなくなっていました…。
その他のメニュー
実は入り口横には冷蔵庫もあるんです。
この日、中には飲み物や切り干し大根などのおかずの他に、抹茶やカフェオレ、いちご味などの「生キャラメル(150円)」や可愛いサイズの「おはぎ(220円)」まで。
中には「こんにゃく餅(240円)」なんていう珍しいものもありましたよ。
お店を訪れた方の声
私はこの日11時に開店してすぐお邪魔したのですが、新聞を見て来たというお客さんや、安藤さんの知り合いだという地元のお客さんたちが絶え間なくいらっしゃり、あっという間に品薄状態になっていました。
お昼ご飯を買いに来たという近所のトマト農家で働く皆さんは「これから農繁期に入るので、近くに手作りのお惣菜やパンが買える店ができて助かる。これからも買いに来ます。」と話してくれました。
安藤さんによると、毎日パンを5種類以上、おかずを3・4種類は用意しているということ。
またお菓子は土曜日に多く用意されるということですので、皆さんも竹田市荻町を訪れた際は是非手作りパンとお惣菜の美味しい『つぐみ』に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
情報はこちら
店名 | つぐみ | 住所 | 大分県竹田市荻町馬場 豊後荻駅・荻駅交流館内 | 定休日 | 月曜日・火曜日・日曜日 | 営業時間 | 11:00-15:00 ※なくなり次第終了 | https://www.instagram.com/tugumiai/ |