宇佐市にある宇佐神宮は、全国の八幡宮の総本宮という由緒ある格式高い神社です。
宇佐神宮の境内はとても広いので、すべての場所を紹介することはできませんが、参拝する際のポイントや主要なスポットなどをご紹介しますので、ぜひ参拝の参考にしていただけると嬉しいです。
行き方
宇佐神宮は宇佐駅から車で7分ほどです。
「宇佐IC」から国道10号線(別府方面)へ約6キロ(約15分)
バスでは宇佐駅から宇佐八幡バス停で降りてください。
駐車場はかなり広く、10号線沿いにある一番わかり易い宇佐神宮表参道駐車場は200台停めることができます。
駐車場は有料で、12時間400円です。
参道
早速参道を歩いて境内へ向かいます。
参道の入り口付近にはお土産屋さんやお食事処などのお店が並んでいます。
参拝の帰りに是非立ち寄ってみてください。
参道には大きな鳥居が立っています。
一礼してくぐり、本殿を目指します。
参道入口から本殿までは歩いて10分ほどかかるので、景色を楽しみながら歩いてください。
参道の途中に宝物館があります。
こちらでは大分県に3つある国宝のうちの一つ、孔雀文磬(くじゃくもんけい)などが展示されています。
手水舎が見えてきました。
こちらで参拝前に手を清めます。
手水舎の向かいには御朱印所があります。
御朱印を頂きたい場合は、参拝の前にここで御朱印帳を預けます。
そして参拝後こちらに戻ってきた際に受けとるシステムです。
ここまでは平坦な道のりでしたが、ここからは階段が続きます。
車椅子やベビーカーをご利用の方はモノレールもありますので、ご利用ください。
階段を登っていると、途中に「夫婦石」があります。
2つの山が並んでいるような形をしているのが夫婦石です。
一人の方は両足で、夫婦やカップルの方は手を繋いで一緒に踏むと幸せになれると言われています。
上宮本殿
西大門をくぐると上宮本殿に到着です。
宇佐神宮の本殿には一の御殿、二の御殿、三の御殿があります。
宇佐神宮は全国八幡社の総本宮、勅祭の大社であり、伊勢神宮につぐ宗廟、我朝の太祖として歴代天皇より篤い御崇敬を受けてきました。
宇佐神宮には合格祈願絵馬の他に、願掛け瓢箪絵馬というものがあります。
瓢箪は古くより災魔を祓い、あらゆる願い事をかなえて、幸福をもたらすと云われています。
それでは早速一の御殿から参拝しましょう。
宇佐神宮での参拝方法は、四拍手の拝礼となります。
「二礼・四拍手・一礼」で参拝しましょう。
一の御殿、二の御殿、三の御殿と参拝が終わったら、次は本殿の向かいにある大元神社遥拝に手を合わせます。
この小窓の奥にある山には大元神社という神社があり、宇佐神宮の奥宮になります。
そして本殿前にあるご神木にも参拝しましょう。
この御神木は、以前EXILEのメンバーがヒット祈願をしてその後祈願通り大ヒットを記録したことをきっかけにご利益が有名になりました。
手を当てて祈願するとご利益があるといわれています。
おみくじやお守りも販売されています。
下宮
上宮本殿の参拝が終わったら、次は下宮へと向かいます。
宇佐神宮には先程参った「上宮」と、上宮から200mほど先に「下宮」があります。
どちらも同じ御祭神が祀られていますが、古来から「上宮」は国家の神として、「下宮」は民衆の神として皇室をはじめ国民より篤い崇敬を集めていました。
「下宮参らにゃ片参り」という言葉もあり、「片参り」にならないように是非下宮にも参拝してください。
下宮も上宮と同じ様に、一の御殿、二の御殿、三の御殿と順番に参拝しましょう。
御朱印
下宮を参拝したら、先程御朱印を預けた場所へ戻ってきます。
御朱印のお代300円を支払い、御朱印帳を受け取ります。
御朱印はこちら↓
シンプルですが、美しい御朱印ですね。
今回は宇佐神宮についてご紹介しました。
宇佐神宮の境内には他にも様々な神社が祀られています。
御朱印を頂いた社務所には境内の案内パンフレットもありますので、時間がある際はパンフレットを参考に参拝してみてください。
情報はこちら
施設名 | 宇佐神宮 |
住所 | 〒872-0102 大分県宇佐市南宇佐2859 |
開門時間 | 【4月~9月】5時30分~19時 【10月~3月】6時~19時 ※正月期間中を除く 祈願祭・御朱印の受付時間 9時~16時(毎日) |
電話番号 | 0978-37-0001 |