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【両子寺】1300年の歴史をもつ神仏習合のパワースポット

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大分県国東半島は、「神」と「仏」が融合する神仏習合の発祥の地とされています。
今もその文化が色濃く残っており、多くの寺社や石仏が点在し「仏の里」ともいわれる国東半島の中心にあり、近年はパワースポットとしても人気の「両子寺(ふたごじ)」を紹介します。

場所

両子寺は大分空港から車で30分ほどのところにあります。
国東半島の中心部にあり、山間部なのでナビを使って行くことをおすすめします。
県道405号線から両子寺の看板に従ってさらに山を登っていくと、駐車場が見えてきます。
突き当たるまで登っていくと第一駐車場へとたどり着きます。
トイレは第一駐車場にしかないので、参拝前に済ませておくことをおすすめします。

仁王像

境内に入る前に仁王像の案内に従って石段を下ります。
両子寺の仁王像は国東半島最大級の石像仁王で、見事な均整美を保っています。
文化11年に再建されました。
仁王像の足腰をさするとご利益があるとされています。
国東の六郷満山の顔ともなっているこの仁王像は必見です。

境内

駐車場から階段を登ると途中に受付があります。
ここで拝観料300円を支払います。
受付に人がいないときはお金を入れる缶が置いてあるのでそちらに入れましょう。
パンフレットもこちらに置いてあります。

階段を登りきりと境内へと入ります。
大きな「護摩堂」が迎えてくれます。

大分県国東市の「仏の里」と呼ばれる国東半島の中央部に位置する両子山(ふたごやま)。
その中腹にあるのが「両子寺(ふたごじ)」です。
信仰としては特に子授けにご利益があると伝わっており、全国各地から参拝者が絶えない寺院です。

境内には「平和の鐘」があります。

境内にはお線香の香りが漂っています。
ろうそくやお線香も販売されていて、火を灯してお祈りします。

護摩堂の中は撮影禁止なので写真はありませんが、鎌倉時代に作られたと伝わる不動明王がご本尊として祀られています。
衆生を見つめる厳しい顔相と対象的に、ふくよかな腰の曲線美は多くの人々の心を動かします。
不動明王の他に観音菩薩、阿弥陀如来、毘沙門天などの仏様を見学できます。

奥の院

護摩堂からさらに登っていくと奥の院があります。
奥の院への道のりは急な階段になっていて、登るのに一苦労します。
奥の院の入り口には大きな鳥居が。
お寺に鳥居があるというなんとも不思議な造りですが、これこそ「神仏習合」の文化があった証です。

階段を登りきると奥の院が見えてきます。
奥の院は千手観音、両所大権現、宇佐八幡、仁聞菩薩を崇め祀り、不老長寿子授け申子祈願の霊場として広く国内に知られています。
裏に洞窟があり、不老長寿の霊水が湧出しています。

お守り・御朱印

両子寺ではお守りや絵馬なども販売されています。
お願い事によっていろいろな絵馬がありました。


御朱印は書き置きのものが数種類用意されていました。
今回は仁王像のイラストが入った御朱印をいただきました。(500円)
自分で御朱印帳に貼って参拝の記念にしてください。

今回は国東にある「両子寺」をご紹介しました。
全国からも参拝者が訪れるパワースポットですので、ぜひ参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。

情報はこちら

施設 天台宗 足曳山 両子寺
住所 国東市安岐町両子1548
拝観時間 8:30~16:30
電話番号 0978-65-0253
HP http://www.futagoji.jp/
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