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【三国ラーメン】竹田市にオープンした佐伯市宇目発祥のラーメン店

岡藩・佐伯藩・臼杵藩の三藩の境界に位置する「三国峠(みくにとうげ)」という場所をご存知ですか?
明治10年に現在の熊本県・宮崎県・大分県・鹿児島県において西郷隆盛を盟主にして起こった士族による武力反乱で日本最後の内戦「西南戦争」の激戦地ともなったその場所は、阿蘇、久住、祖母、傾などの名山を臨める場所でもあります。
そんな長い歴史を持つ風光明媚な場所に一号店を構える『三国(みくに)ラーメン』が、2024年9月1日(日)、竹田市にオープンしたという噂を聞いたので調査してきました!

場所

『三国ラーメン 竹田店』がある場所は、竹田市玉来。

「サンリブ竹田店」の2階駐車場に面した県道135号高森竹田線沿いにあります。

三国ラーメンについて

『三国ラーメン 竹田店』で腕を振るうのは、ダンディーな見た目から想像できないほど気さくな人柄の店長・加藤さん。
長らく建築土木を生業にしてきた加藤さんですが、およそ30年前、佐伯市宇目に『三国ラーメン』を開きます。

「どんな時でも、ラーメンに対して一切手を抜かないことが来てくださったお客さんたちに対する礼儀」だと仰る加藤さんの作るラーメンは、素材にこだわり、シンプルながら誰もがほっとするような優しい味わいで多くの人を魅了してきました。

現在、佐伯市宇目にある1号店は加藤さんの奥さんが、豊後大野市三重町にある2号店は息子さんが切り盛りしているということで、加藤さんは新たにオープンさせた3店舗目となる『三国ラーメン 竹田店』に専念しています。

店内

店内にはカウンターに5席と、4人掛けのテーブル席が1卓。

奥にも3席と、子ども用の椅子が用意されており、1人でも家族でも気軽に訪れることができるようになっています。

お冷はセルフとなっています。

メニュー

『三国ラーメン 竹田店』のメニューは「しょうゆラーメン(800円)」「とんこつラーメン(800円)」

国産豚使用!とんこつラーメン

私は今回、初めて三国ラーメンを食べる方にオススメな「とんこつラーメン(800円)」をいただいてきました!

「とんこつラーメン」の具材は、もやしとネギ、自家製チャーシュー。

麺は佐伯市内の製麺所で作られた卵を使用していないストレート麺です。

見てください、このシンプルながら食欲を唆るラーメンを!

豚骨と聞くと、独特の匂いを思い浮かべる方もいらっしゃるかと思いますが、こちらのラーメンは上に振り掛けられた胡麻の香りがよく分かるほど優しい香りなのです。

その秘密は、国産豚の背骨からとった出汁を使っているからなのだそう。
材料にこだわる加藤さんならではのスープは、子どもから年を重ねた方まで美味しく食べられるさっぱりと柔らかい味わいです。

小麦の風味が豊かなもっちり麺は、その優しく柔らかいスープと相性抜群。
とシャキシャキのもやしと一緒に食べると、箸が止まらなくなります。

また、麺は卵を使っていないということもあり、卵アレルギーのある方も美味しく食べることができるんです。

さらに豚バラを使った自家製チャーシューは脂がトロットロで、豚の臭みが一切ありません。

また、焦がしネギのような旨味と風味はどこからきているんだろう…と思っていたところ、数種類の野菜をベースに作られた香味油「タマユ」を全てのラーメンに使用しているのだそう。

他にも、特別に「しょうゆラーメン」のスープや、宇目店・三重店で出している「味噌スープ」、「塩スープ」、「塩麹スープ」をいただいたのですが、どれも「タマユ」の深い旨味が感じられました。

ラーメンには特製ラー油

そして、味変したい方や、辛いもの好きの方に是非試していただきたいのが、自由に使える「調味料」。
特に「三国ラーメン特製ラー油」は、ラーメン本来の味を消さず、旨みだけを引き立てるよう作られているので最後まで美味しく味わうことができます。

みなさんも、竹田市や豊後大野市三重町、佐伯市宇目を訪れた際には、是非材料にこだわりお客さんたちと真摯に向き合う『三国ラーメン』へ足を運んでみてくださいね。
尚、『三国ラーメン』は、イベントなどでの移動販売も行っているということです。見かけたら、美味しいラーメンをご賞味あれ!

情報はこちら


店名 三国ラーメン 竹田店
住所 大分県竹田市玉来918
定休日 火曜日(※9月のオープンからしばらくは無休)
営業時間 11:30〜20:00
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