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【neel(ニール)】戸次本町で出会うヒンメリの世界

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みなさんは「ヒンメリ」をご存知ですか?
「ヒンメリ」はフィンランド発祥の伝統的な飾り物で、ライ麦と糸を使って作られます。

今回は、2025年1月17日にオープンしたアトリエ『neel[ニール]』をご紹介。
中戸次にある元蔵を改装した、路地裏にひっそりと佇むこの小さなアトリエでは、「ヒンメリ」の製作・展示・販売が行われています。

場所

大分市中心部から車で20分ほどのところにある「戸次本町」
昔ながらの町並みを残しながら、蔵や建物などを現代に活用している地域です。

駐車場は、近くに「戸次本町多目的広場」という無料の駐車場があり便利でした。そこから歩いて2分です。

「戸次本町多目的広場」から歩いていくと、左手に『neel[ニール]』が見えます。「もとまちベーカリー」の裏側です。

お店の前を通って奥の方に1台分止められます。

店内の様子

様々な「ヒンメリ」が飾られていて、なんとも落ち着く空間です。

ヒンメリとは?

「ヒンメリ」はフィンランド発祥の伝統的な飾り物で、ライ麦と糸を使って作られます。フィンランドでは、自然を崇拝し、精霊信仰に基づく暮らしが根付いており、「ヒンメリ」は豊穣や幸せを呼ぶシンボルとして大切にされています。特に日照時間の少ない北欧の冬、長い夜の間、太陽の光を象徴するために飾られることが多く、家庭では新しい季節の到来を祈願するために使われてきたそう。

ヒンメリの癒し効果

「ヒンメリ」は、見ているだけで心が落ち着きます。空気の流れに合わせて微かに揺れるその姿は、時間がゆっくりと流れているような感覚に包まれ、心地よい静けさを感じさせます。アトリエの雰囲気も相まって、リラックスできる空間です。

壁に映る影も綺麗。

ライ麦の栽培からヒンメリの製作まで

「ヒンメリ」を作る素材として使用されるライ麦は、節を除くとストローのような空洞になっています。その中に糸を通して結び、正八面体の形を作り上げます。

ライ麦は時間とともに少しずつ色が変化していき、日光に当たると金属のような飴色に変わるそう。ツヤツヤしていて、その美しさは見ているだけで引き込まれます。

店主さんは以前、外部からライ麦を購入していましたが、現在ではご主人の実家の畑を借りて、自家栽培しています。ライ麦は青いうちに収穫し、乾燥させた後、煮沸してカット、長さを揃える作業を丁寧に行っています。特に「長さを揃える」ことが重要で、長さがバラバラだと綺麗な形にならないため、細かな手作業が必要だそうです。

こちらの机で製作されています↓

可愛らしいハサミも見せていただきました。

暮らしに馴染むヒンメリ

フィンランドの伝統的な飾り物である「ヒンメリ」は、意外にも和室などの和の空間にも自然に溶け込むそう。画鋲で簡単に飾れるようです。

飾る場所を選ばず、どんな空間にも馴染むので、お家のインテリアも取り入れてみたくなります。リースの形はクリスマスにぴったり。

ワークショップでヒンメリを作ってみよう

『neel[ニール]』では、「ヒンメリ」のワークショップも開催しており、誰でも作ることができます。小学生でも簡単に作れるそうなので、お子さんと一緒に訪れて、親子で楽しんでみるのもいいですね。

『neel[ニール]』は展示販売とアトリエが一体となった場所です。「ふらっと覗いてみたり、くつろいでほしい」とのこと。日常の喧騒から離れ、落ち着いた時間を過ごしたいときにぴったり。ぜひ、気軽に立ち寄ってみてください。

 

情報はこちら

店名 neel
住所 大分県大分市中戸次4373−3
定休日 不定休(Instagramで告知)
営業時間 11:00〜16:00
Instagram https://www.instagram.com/neel_et/
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