豊後高田市の「恋叶ロード」をご存知ですか?
豊後高田市の海岸線を走る国道213号沿いには、「縁結びの神様・粟嶋社」や「夕陽の絶景スポット・真玉海岸」、「花とアートの岬・長崎鼻」など、ロマンティックなスポットがたくさん存在します。
このスポットを結ぶ、約20kmのルートが“恋がかなう道”「恋叶(こいかな)ロード」と呼ばれています。
今回はこの恋叶ロードにある「縁結びの神様・粟嶋社」に行ってきました。
場所
粟嶋社があるのは豊後高田市の昭和の町から車で10分ほどのところです。
213号線を国東方面に向かうと、右手に「あわしま公園」の看板があるので、そちらに入ります。
「あわしま公園」には広い駐車場があるので、そちらに車を停めてください。
粟嶋公園
粟嶋公園には、広い駐車場と広場、カフェがあります。
ここは春になると桜と菜の花がきれいな場所としても有名で、海を見下ろす絶景ポイントです。
真玉海岸とあわせて、こちらも夕日のキレイな場所として人気です。
カフェ『AWASHIMA』ではドリンクや軽食が販売されているようです。
広場には木製の展望デッキがあり、頂上まで登るとより高いところから海を一望でき、こちらも絶景です。
縁結びのモニュメントがあります。
世界を染める赤い夕陽の光に包まれて、柔らかな曲線が交差する様は、「愛が結ばれていく姿」を表し、ハートを連想させる形状によりモニュメント全体で愛を表現しているそう。
赤い鳥居をくぐって坂を下っていくと、もう一つモニュメントがあります。
こちらは南京錠をかけられるスポットで、すでにたくさんの南京錠がかかっています。
持参した南京錠や「恋叶ロード」の南京錠などにメッセージや名前を書いて施錠します。
「恋叶ロード」の南京錠は、カフェ『AWASHIMA』店内か、「昭和の夢町三丁目館(昭和ロマン蔵)」にて1000円で販売されているそうです。
粟嶋社
モニュメントからさらに下っていくと、粟嶋社の入り口が見えてきます。
鳥居をくぐって海の方へ降りていくと粟島社があります。
粟嶋社はこのように海に突き出た岩窟に社が設けられているという全国的にも珍しい神社です。
晴れた日には美しい海と水平線が眺められる絶景スポットです。
拝殿には賽銭箱とお守り等が入った箱、願い石があります。
この粟嶋社には宮司が在中していないので、すべてセルフとなっています。
お守りや絵馬も販売されていました。
縁結びのお守りはデザインも可愛くておすすめです。
「願い石」というご祈祷された石を「叶え岩」に投げ入れて祈願する場所もありましたが、この日は残念ながら満潮だったため「叶え岩」が海に沈んでいました。
干潮のときにだけ現れるとのことなので、タイミングが合うと祈願できるという珍しいスポットです。
昔、ここから遥か北にある島まで一直線の海の道があり、旧暦3月3日の大潮の折に、海面から出てきたその道を神さまが馬に乗って渡って来られたといわれている、大きな穴があります。
粟嶋社は寛永二年(1625年)に創建され、祀られている神様は「一寸法師」のモデルと言われる「小彦名命(すくなひこなのみこと)」。
もとは医療の神様として信仰され、婦人病や安産、子授けなどにご利益があったことから、女性の願いをひとつは叶えてくれる神社として知られるようになりました。
現在ではとくに縁結びの神様として親しまれ、良縁や恋愛成就を願う参拝者が多く訪れているそうです。
今回は豊後高田市の「恋叶ロード」にある、「粟嶋社」に行ってきました。
恋の祈願だけでなく、景色も綺麗なのでぜひ「恋叶ロード」をドライブする際は立ち寄ってみてください。
情報はこちら
施設名 | 粟嶋社・粟嶋公園 |
住所 | 〒872-1107 大分県豊後高田市臼野7-10 |
定休日 | なし |
駐車場 | あり |