「たこ焼き」と聞いて思い出す都道府県は、やはり大阪府ですよね。
そんな大阪府に続き、大分県が2021年に人口10万人当たりの「たこ焼店」登録件数による都道府県ランキングで2位となっていたのをご存知ですか?
今回は、数ある大分県のたこ焼き店から、本場・大阪の人気店で修行を重ねた店主が営む店舗を持たないたこ焼き屋『K-TAKO(ケータコ)』をご紹介します。
K-TAKOについて
キッチンカーで県内各地を回り、美味しいたこ焼きの移動販売を行う『K-TAKO』。
優しく穏やかな竹田市出身の店主・甲斐啓太さんは、美味しいたこ焼きと並び多くの人たちから愛される人気者。
過去に、大阪でお笑い芸人として約7年活躍していた経験を持ちます。
芸人として舞台に立ってきた甲斐さんは、コンビ解散を機に、小学生の頃の夢であった「たこ焼き屋さん」になるため、そのまま大阪の人気店「茶琥屋(ちゃこや)」で7年間修行を積みます。
その後2022年、甲斐さんは地元・竹田市に戻り『K-TAKO』をオープンし、現在は県内各地で移動販売を行っています。
大阪の「なにわ風たこ焼き」に因み、毎年7月28日には竹田市で「728(なにわ)日パーチー」も開催し、3回目となる2024年のイベントも大盛況を呼んでいました。
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メニュー
『K-TAKO』のメニューは、生地に昆布とカツオの出汁を使用し、2021年に惜しまれながら閉店した「茶琥屋」オリジナルソースの味を引き継いだ「なにわ風茶琥屋の基本(6個600円/8個700円)」や、明太マヨネーズを乗せた「博多風(6個700円/8個800円))」など4種類。
その他に、えびせんべいにたこ焼きや天かすを挟んだ、歩きながらも食べやすい「たこせん(300円)」があります。
時には期間限定でスペシャルメニューが登場することもあるそうですので、気になる方はInstagram(@ke.tako728)をチェックしてみてくださいね。
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大阪×地中海?!「シチリア風たこ焼き」
そんな美味しそうなメニューが並ぶ中、私が今回頂いたたこ焼きは、熱狂的なファンの多い「シチリア風(6個600円/8個700円)」。
見てください、このビジュアル。
ふわふわトロトロのたこ焼きに、たっぷりのマヨネーズと岩塩がかかっています。
たこ焼きにソースがかかっていないの?と驚かれるかもしれませんが、酸味と甘みのバランスが絶妙なマヨネーズが、出汁のきいたたこ焼き生地によく合っていて、さらにその上にかけられた岩塩の塩味がクセになるんです!
こちらは、修行店・「茶琥屋」の定番メニューだったそう。
まだ食べたことのない方は、是非一度注文してみてくださいね。
竹田の名産を使った「竹田風たこ焼き」
そして、「シチリア風」と肩を並べる大人気メニュー「竹田風(6個600円/8個700円)」もおすすめ。
こちらは、たこ焼きの上に竹田市の名産「カボス」の入った醤油をかけているんです。
カボスを使ったたこ焼きは初めて食べますが、爽やかな香りと酸味が食欲をそそります。
また、柑橘が『K-TAKO』のたこ焼きの特徴である“生地に使われた出汁の香り”を引き立てており、シンプルながら生地本来の味と香りを楽しむことができる一品です。
また、いつもはビン詰めにした竹田産のカボス果汁を使用しているそうですが、竹田カボスが収穫される9月中旬から10月初旬にかけては生のカボスを使用しているということです。
少し味に違いがあるということですので、これから訪れる旬の時期には是非その違いを味わってみてくださいね。
『K-TAKO』の出店場所日や営業時間は、Instagramにて随時お知らせされています。
みなさんも『K-TAKO』のキッチンカーを見つけたら、是非美味しい本場・大阪のたこ焼きを頬張ってみてくださいね。
情報はこちら
店名 | K-TAKO |
場所・営業時間 | 移動販売につき出店場所・営業時間はInstagramをご確認ください。 |
https://www.instagram.com/ke.tako728 |